看護師から言語聴覚士に転職するメリットとしてまず挙げられるのが、夜勤をせずに済むという点です。言語聴覚士の勤務先は病院や福祉施設がメインです。勤務時間は8時から18時の間で収まっていることがほとんどで、患者さんの緊急対応などもあまりありません。
時間外業務をせずに済むというのは大きな魅力です。家事や育児をしつつ生活のリズム、仕事の計画を上手に整えながら働いていけます。看護師として働いていく上で夜勤や残業がつらくネックになっているという人は、言語聴覚士に転職することで働きやすくなるでしょう。
専門性が高くその道のプロフェッショナルを目指して経験を積んでいけるというのも看護師から言語聴覚士に転職でしょう。言語聴覚士の仕事は話す、聞く、食べるという分野において専門性の高い仕事です。医療分野におけるニーズというのも非常に高いと言えます。病院ばかりでなく高齢者、子どもを対象としたそれぞれの福祉施設、また訪問リハビリなどでも働けるので、働き方も様々です。
話す、聴くという機能は人間がコミュニケーションを取っていく上で非常に重要なものです。より豊かな人生を送っていくためには非常に重要な機能ですから、この点について患者さんのサポートを行っていくことというのはやりがいも大きいです。機能の回復を図っていく上で、患者さんの状態が改善される様子を間近に見る喜びは何事にも代えがたいもの。毎日の仕事に意味を感じられるでしょう。